2016年9月16日

桜と立山連峰と その2

地鉄
▲富山地方鉄道モハ10033ほか 越中荏原-越中三郷 2014-4 

さて、翌日はまたも早暁から14720形狙いで行きます。
・・・が、例によってどこで動くかが問題、稲荷町で睨め回すも見当たりません。

取り敢えず、本線を見極めようと越中中村で下車。
地鉄では唯一、日本海をバックに走る地点で構えました。奥の架線柱は並走する北陸線です。地鉄
京阪から2階建て中間車を譲り受け、「ダブルデッカーエキスプレス」としてリニューアルされた10030形もやってきました。特に狙った訳ではありませんが前日からよく出会います。
地鉄▲いずれも越中中村-西魚津 2014-4

次は中加積で下車。ここからほど近い滑川運動公園の桜が満開でした。
地鉄

地鉄
地鉄
▲いずれも中加積-新宮川 2014-4
 
しかしやってくるのはカボチャ色ばかり、一巡したので仕方なく引き揚げました。
ボンヤリとですが立山連峰の輪郭が出始め、前日と同じ越中三郷へ。
常願寺川橋梁とは逆方向、越中舟橋方へ歩きます。
地鉄
10030




▲いずれも越中三郷-越中舟橋 2014-4

ここでもやってくるのはカボチャ色ばかり、地鉄色の14760形と「ダブルデッカー・・・」を捕えたのがせめてもの救いでした。どうやら14720形は本線・立山線とも入っていないようです。

諦めて三郷駅をスナップすることにしました。外壁はサイディングで補強されていますが駅名表示だけなぜか戦前の「富山電鉄」のまま、構内にも昭和の風情が色濃く残ります。
▲いずれも越中三郷 2014-4

最後は稲荷町駅へ。不二越・上滝線用の3番線ホームは未だに板張りですが、これだけ大きなものは余り例がないでしょう。

▲いずれも稲荷町 2014-4
 
今回「立山と14720形」に拘ったきっかけは、夕陽に紅く染まる立山連峰と地鉄電車を大胆な構図で切り取った作品に触れ、強く印象に残ったことでした。次は空気がクリアになる晩秋か冬に・・・と予定だけはありますが未だに。
▲月岡 2014-4

2 件のコメント:

  1. やっぱ、地鉄は南瓜色よりオリジナル塗装の方がいいですね!

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  2. maru-haどの

    そりゃもう、断然地鉄色です!
    地鉄色を「ダイコン色」などと称する向きもありますが、雷鳥をイメージした伝統色、長続きさせて欲しいです。
    京阪10030形を地鉄色にするとどうなるか……なんて妄想する人余りいないようですが、似合わんですかね~

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