2018年1月21日

土佐電の復刻塗装を追う その2

▲とさでん交通213 曙町-朝倉 2017-4

さて、鏡川橋からは待望の単線区間に入ります。
鏡川橋電停は終点の機能があるせいか、下りホームは縦一列に2面、降車専用・伊野方面乗降用が並ぶという配置です。
▲鏡川橋(手前が伊野方面ホーム) 2017-4

鏡川橋の隣、鴨部電停を過ぎた思いきや、急に左右の家々が迫って来ました。擦れ違う車に接触するのではと心配になるくらいですが、お構いなしに飛ばします。

降り立ったのは朝倉電停。
当然安全地帯はなく、路面をグリーンに塗っただけで名鉄市内線を思い出せます。
▲朝倉 2017-4

▲曙町-朝倉 2017-4

朝倉電停には小振りながら年季の入った待合所があります。シャッターが降りている部分はかつての乗車券発売所。2Fは駅員用休憩所の跡でしょうか。
▲朝倉 2017-4

待つこと暫し、213が伊野から折り返して来ました。
ここで旧山陽電軌の801とタブレット交換です。
電車が交換すると道が塞がったような感じがしました。
▲いずれも朝倉 2017-4

さて朝から怪しかった空模様ですが、ついに泣き出しました。
何しろ滅法狭い生活道路の上に結構な車の往来、これに雨とくれば逃げ場がありません。右往左往しながら除けているうちにもう一つのメイン、208がやって来ました。後ろの行き違い線は市場前信号所です。
▲いずれも市場前(信)-曙町東町 2017-4

傘を差しながらカメラを構え、あちこち徘徊するサマはまるで挙動不審者ですが、213の折り返して来るまではと待ち続けます。しかしこの後やって来るのはCI塗装や・・・
▲鏡川橋-鴨部 2017-4

折角の少数派・旧山電800も広告車だったり・・・
▲鴨部 2017-4

うーむな電車だったりで・・・
▲鴨部 2017-4

・・・いくら待っても213がやって来ません。
どうやら運用が変ったか車庫に入ってしまったようです。雨足も強くなったので仕方なく撤収、伊野まで表敬訪問することにしました。

伊野は2008年に新駅舎ができ、電停周辺も小ざっぱりしてしまいましたが、往年の場末感は残しています。
▲いずれも伊野 2017-4

さて、手元の1日乗車券を眺めながら後免町へ行ってみるか、と迷うも朝倉近辺で大分長居してしまい、既に薄暮。空腹に寝不足も手伝って引き揚げることに・・・後免線はまたも宿題になりました。
▲曙町東町-曙町 2017-4

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