▲上田交通モハ5253 中野-舞田 1985-1
別所線の魅力については今更あれこれ述べる必要はないと思いますが、「丸窓」ことモハ5250形や沿線の風光に惹かれて通われた方も多いことでしょう。
かく言う私もその一人ですが、本日はそんな記録の中から舞田近辺の情景をお送りします。
時は1985年正月、急に思い立って特急「あさま」の乗客になりました。
出迎えてくれたのはモハ5370形5372、旧信濃鉄道の木造車に小田急1650形の車体を乗せた車です。巨大な行先板はこの前年からですが、やはり付けていない方がいいですね。
まずは中野で下車、ここから舞田まで歩きます。
この辺りは広々とした田園風景ですが、別所温泉まで勾配の連続、電車は斜めに走っているように見えました。
▲いずれも中野-舞田 1985-1
寒風吹きすさぶ中、舞田へ到着。更に八木沢まで歩きます。
雪化粧の山々がクッキリだったのでこれをメインに据えることにしました。
これだけ良く見える日は珍しい、とは車掌さんの談です。
▲いずれも舞田-八木沢 1985-1
八木沢まで撮り歩くうちに早くも陽が傾いてきました。
特徴的な駅舎を入れて日没まで粘ります。
別所線は幾度となく廃線の危機に晒されますが、自治体や住民有志による活発な支援活動が奏功します。もちろん経営努力や東急の影響力も大きかったのでしょうが、昇圧後は電車や施設は見事にリニューアルされました。
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