▲日鉄鉱業羽鶴機関区 1974-8
日鉄鉱業・羽鶴の1080を初めて知ったのは、意外にも夕刊のコラム欄で偶然目にしたときでした。
蒸気ファンの間では既に有名な存在でしたが、情報源に乏しい子どもの身では、こんな古典機が近くにいるなど知る由もなかった訳です。
件の夕刊記事には次回の運転日まで載っていたので、同級生と出掛けることにしました。
生憎の雨模様の中、羽鶴に着くと既に火が入った1080が構内を行ったり来たりと、慣らし運転をしていました。
▲いずれも羽鶴機関区 1974-8
露出が上がらない中、逆機の往路を捕えます。前ピンですが・・・
カマが前向きになる復路はこれまた凄いピンボケになってしまい、ネガを見て愕然。
ピントをリアルに確認できないレンジファインダー機の宿命(+未熟な腕)故です。
さて1974年10月、再び公開運転が行われました。
自宅から自転車をすっ飛ばし、まずはヤマから葛生へ下ってくる列車を捕まえます。
甲高い汽笛と共にやってきました。
続いて真横からも1枚。背後に邪魔物が写り込んでますが、うまい按配にロッドが真下にきました。
▲いずれも上白石-常盤 1974-10
メインの復路でしたが、前回のリベンジ・・・!と欲張り過ぎました。
ウロチョロ場所探しをしているうちにやってきてしまい、こんな半端な写真に。
これが後々の禍根を残すことになります。
ウロチョロ場所探しをしているうちにやってきてしまい、こんな半端な写真に。
これが後々の禍根を残すことになります。
慌てて振り向いて1枚。これが1080のラストショットになりました。
実はこれが最後の公開運転日となりました。
リクエストをかなえていただき、ありがとうございます。
返信削除私が羽鶴専用線を知ったのは、本島三良さんの本を見てからで、
その時はすでに廃止後でした。
モノクロの写真は見たことありますが、カラーは良いですね。
色調から考えると、ネガでしょうか。。。
貴重な写真ありがとうございました。
maru-ha
maru-haどの
返信削除私も地元にいながら新聞で知るというオソマツさでした。
東武も含め、当時のカラーは全てネガから起こしたものですが、思い切り経年劣化したフィルムとの闘いです(現在進行形)・・・・
懐かしいですね、羽鶴!
返信削除私は予備機になって機関庫で寝ている姿しか見てませんでした。
元気な走行風景、眼福です。
chitetsuさん
返信削除私も地元にいながら、ここにアップしたものでほぼ全てです^^;
正面をマトモに撮れなかったのは未だに悔いが残っています。