▲小湊鉄道B104 五井 1975-10
銚子電鉄仲ノ町車庫でデキ3に触れ、後は沿線でデハ201の走行撮影・・・と現在ならこうなりますが、そのまま踵を返して次の目的地、小湊鉄道へ向かいました。
せっかく遠路銚子までやってきて勿体ない話ですが、一つでも多くを見たい早回り旅。
という訳で銚子から延々2時間、五井に到着。既に夕方近くになっていました。
まずは一番の目的、キハ5800形。5800・5801の2両がいましたが、まだ増産中だったキハ200形に押され既に一線からは退いていました。
その出自は院電の木造車ですが、これを三信鉄道が買取り鋼体化、更に国鉄が再買収して制御車化の後小湊へ、という波乱の経歴の持主です。
気動車を電車へ改造という話は良くありますが、その逆というのは余り例がありません。
次はこれまた異色のキハ6100形です。
旧青梅鉄道の木造車、デハ100形を国鉄が買収後、小湊にやってきました。
前面は更新されていますが、側面の幅広窓に青梅時代の面影が残っています。
▲いずれも五井 1975-10
もう一つ、旧国鉄のキハ41000形は・・・とキョロキョロしますが見当たりません。最後の2両が75年廃車の由、どうやら寸分の差で間に合わなかったようです。
次は車庫の外れに保管、と言うより放置されている蒸機たちを見に行きます。
まずはこちら、ピーコック5500形改造のB10。
長い間野晒しで、かなりくたびれた状態でした。
▲五井 1975-10
開業時からのBW1号機・2号機も並んでいました。
こちらもかなり荒廃しています。
今となっては隣にいる木造客車(あるいはジハ10?)流用の物置の方が気になります。
3両とも、現在は整備されて上屋付きの場所で大切に保管されています。
▲いずれも五井 1975-10
倉庫代用と思しきワフ1。
さてこれだけ撮るとまたさっさと引き揚げ、しつこく木更津へ向かいます。
夕闇迫る中、何しに行ったのか思い出せませんが、久留里線のDCや内房線で健在だった73系をスナップしていました。
画面下に指が写り込んでいるお粗末写真ですが、レンジファインダー機のヤシカでは気が付きませんでした。レンズキャップを付けっぱなしで写して結果は真っ黒、なんて失敗もしばしばでした。
▲いずれも木更津 1975-10
すっかり暗くなった木更津から、漸く帰途につきます。
2:00の行動開始から20時間超、長い1日が終わりました。
▲銚子電鉄デハ201 仲ノ町 1975-10
うわー、元青梅の電車改造気動車撮っているのですね〜!
返信削除この頃はまだ国鉄かぶれで、私鉄に乗っていないのが悔やまれす。
さすが!
chitetsuさん
返信削除どうもです^^;
普通に撮れば良いものを、変に屈んだりお顔アップで尻が切れていたりと、マトモな写真が残っていないのが未だに悔やまれます。この頃はカメラを持ち始めて2年、腕上がっていませんね~
タイミング的にはぎりぎり間に合ったという感じです。