さて北陸私鉄早回り旅、京福電鉄と福井鉄道で既に半日が過ぎました。
取り敢えず東に向かいますが、今夜の「能登」で帰らねばならない身、富山か金沢を選択しなければなりません。残る相手は北陸鉄道と富山地鉄、どちらも「大物」過ぎて半日では到底無理で、車庫を一覗きする程度です。
迷った挙句、快速列車で富山へ向かいました。
途中金沢で乗換え、この地ならではの列車を捕まえます。2両編成の急行「能登路」は駅舎に最も近い七尾線専用ホームから発着していました。
▲いずれも金沢 1978-4
富山に着くと早速駅前へ、まずは富山地鉄の市内線です。
射水線からの乗入れ車、デ5000形が待っていました。しかしこれが一期一会、乗ることが叶わぬまま射水線は1980年に廃止されてしまいました。
これだけ撮ると踵を返し、次は電鉄富山。
電鉄富山は現在と若干異なる位置にあり、国鉄との連絡通路や連絡線がありました。
▲いずれも電鉄富山 1978-4
続いて稲荷町車庫に向かいます。
・・・完結の予定がまだ続きます。
スマートな旧富山電鉄系の電車と比べてどことなく垢抜けない、旧県営鉄道の10056は個人的に好きな電車です。末期のツートン塗りも田舎電車感を倍増させてより好みかな。旧黒部鉄道の12510とかも合わせ、14760のデビューで消えていった地鉄在来系電車一群は、いつかは模型化したいと思っています。
返信削除地鉄の生抜き電車はブドウ色よりツートンの方が似合いますね。
返信削除14760形の登場までは旧型王国だった地鉄ですが、この後の訪問はずっと後になってしまい、これだけの記録に終わったのが何とも残念です。名鉄車の方も前照灯が2灯化されて撮る気がなくなった、なんて贅沢なことを言っているうちに引退してしまいました。
話はそれますが、名鉄車末期に地鉄色になったときは精悍な感じがして個人的に好みでしたが、京阪10030を地鉄色にしたらどんな印象になるのかと妄想してしまいます。あまりこういった話は出ないですね。