▲富山地方鉄道モハ14751 電鉄富山 1978-4
1回お休みしてしまいましたが、続いて稲荷町車庫へ向かいます。
モハ14711や14782、東芝戦時標準形電機のデキ14731が休んでいました。遠く立山連峰が望めますが、撮り歩く余裕はなく手を拱くしかありません。
という訳でこれだけで富山に舞い戻ってきました。ここでの狙いは地鉄線乗入れ急行、475系「立山」。当時は好ましい大型のマークを付けていました。
北陸線はまさに優等列車のオンパレード、次々にやってくる特急「しらさぎ」「雷鳥」などもバラエティ豊かでした。高架化前の富山駅構内も、福井や金沢同様に広大なものでした。
▲いずれも富山 1978-4
富山を後にする頃には陽も傾いてきましたが、まだ終わりません。
更に目指すは高岡。駅前に停まっていた高岡軌道線をものの5分でスナップ、撮ったと同時に陽が暮れてしまいここでタイムアップです。
現在なら帰りの「能登」まで高岡市内を乗り回すところですが、何を思ったかこの時は城端線を往復しています。沿線は真っ暗、もちろん風景も分からず入場券が手許に残っただけでした。
さて締めはこちら、475系温泉急行「ゆのくに」。
延々と引っ張ってきた北陸早回り旅、これにて終了です。
そろそろ国鉄の雲行きが怪しくなる直前ですね。交直流急行形の塗分けは個人的に一番気に入っています。これで裾に細帯が入っていれば文句なしです。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除当時のフィルムを見返してみて、現在の奇をてらったようなデザインに比べると国鉄カラーがいかに洗練されたものか改めて感じました。交直流のローズピンク基調の塗り分けは格好いいですね。特に北陸線急行はセンスの良い大型マークが印象的でした。裾の細線があると全体が引き締まると思うのですが、消されたのは残念ですね。