2016年12月10日

野上電車の夜 その2

▲野上電鉄デ13 日方 1988-1

廃止間際の殺伐とした雰囲気があれこれと言われた野上電車ですが、この頃は至ってのんびりとした平穏な空気に包まれていました。

夕闇迫る頃、単行のモハ32がコトコトと駆けて行きます。
▲幡川-重根 1988-1

夜の帳が降りた日方駅は昼とは別空間のようでした。
▲いずれも日方 1988-1

一条の光を残して、最終の登山口行が去って行きました。
▲連絡口 1988-1

 野上電車の夜 その1 →→ こちら

▲沖野々-野上中 1988-1

4 件のコメント:

  1. 管球の温かみのある照明が車内の木目を映し出し、座席に座る少年が映えますね。
    その昔、よく乗車した叡電デナ21も管球照明でいいムードでした。

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  2. 夢鉄道さん

    ありがとうございます。
    夜の野上電鉄は本当に時代離れした白熱電球だけの世界で、好んで撮りました。
    叡電デナもモハ32と同じ管型電球をつけていましたね。叡電は沿線風景に惹かれて何度も通いましたが、なぜか夜景を撮っていないのは未だに悔やまれるところです。

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  3. 野上鉄道は絵になりますね。

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  4. katsuさん

    ありがとうございます。
    戦後製のデ10形も含めて全車両が白熱灯というのは野上だけだったと思います。
    個人的に白熱電球の暖かみに惹かれ、失敗を重ねながらも夜景目的で何度も通ってしまいました。
    これに上田交通のような、古いけれども整備された木造駅舎との組合せであればベストでしたが、残念ながら施設の方は荒れ果てていました。

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