さて、引き続き仙台駅前を徘徊します。
駅前からほど近い中央三丁目電停にはデルタ線があり、循環線と長町線が分岐していました。手前の線路は左が長町駅、右が仙台駅方面。奥の電車は循環線・八幡神社行です。
200形は100形に続いて1954年から登場した自社発注車で、半流形の好ましいスタイルです。100形共々ワンマン化改造に併せて前面が左右非対称になりました。
こちらは個人的に最も好きなパンタ装備車。 これで前面が左右対称ならベストですね。
400形は都電8000形と同系車です。
仙台の街は東北新幹線開業に猛進する只中、其処彼処で工事現場ばかりですが、僅かに古い建物も残っていました。並走するバスも、今となっては年代物になるでしょうか。
長町にあった車庫、というより車庫がどこにあるかすら分からなかったので旧呉市電2000形や3000形には会えず仕舞いでした。乗り回そうと思いましたがそこは早回り旅、衝動をこらえて次の目的地・石越に向かいます。
「何だか画像がボケてるなあ」と気が付いた方もいると思いますが、愛用というより酷使してきた中古ヤシカが寿命を迎える頃で、どうにもピントが合いません。精緻な写りだったF1.7のレンズも粒子がザラザラと目立つ画に・・・しかし月賦で一眼をやっと手にできるのはまだ先の話でした。
▲いずれも仙台駅前 1976-3
ワタクシの本家が仙台なので、市電の話はよく聞きました。しかし丁度ワタクシが生まれる15日前に廃線になってしまったので、後からもう少し早く生まれていればなと何度も思いました。
返信削除その反面出来たばかりの市営地下鉄には乗ることが出来ましたし、市電博物館には何度も通うことができました。
宵闇さん
返信削除仙台にご縁があったのですね。
当時は中学生で何も分からず、行き当たりばったりでしたので駅前でとっておしまいでした。長町車庫に行けなかったのは今でも悔やまれます。この数日後の最終日には復元された1号(現在は博物館で保存中)が走ったそうです。