2017年3月22日

雨の天北線

▲天北線 安別-飛行場前 1987-8

1987年夏のこと、「最果て」のイメージを撮りたくなり天北線へ。
当時の道内には夜行急行「まりも」「大雪」「利尻」が走っており、周遊券での旅に重宝していました。
▲急行「利尻」 音威子府 1987-8

音威子府で夜明けを待って天北線の始発に乗り換えます。生憎と外は雨が蕭々と降るばかりですが、原野に囲まれた安別で下車。安別はJR発足と共に駅に昇格した仮乗降場です。
▲安別 1987-8

駅近くの線路端から。
遠くクッチャロ湖を望み、あとは広大な原野だけの最果てらしい風景でした。3枚目、一見風景だけですが、豆粒のように列車が写っています。
▲いずれも山軽-安別 1987-8

好転する気配のない空模様に露出も限界、ついに根負けして稚内を目指します。
途中、浜頓別で10分ほど停車。かつて分岐していた興浜北線は既に廃止されていました。
▲浜頓別 1987-8

声問で列車交換。声問は無人駅ですが保安要員がいるため大きい駅舎が残っています。
▲声問 1987-8

宿を取った南稚内に着く頃、ようやく薄日が差してきました。
▲宗谷本線 南稚内付近 1987-8

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