2017年4月14日

京福嵐山線 西院にて

▲京福電鉄モボ621 西院-三条口 1990-8

性能に懐疑的だったAF一眼でしたが、マニュアル機の衰退ぶりについに根負けして1990年に導入。試運転を兼ねて最初に訪問したのが嵐電こと京福嵐山線でした。

早速西院車庫へお邪魔します。
お馴染みのモボ111・121形に混じって竣工したばかりの更新車・モボ622もいました。
モボ622。斬新なデザインは最新鋭のモボ2001形にも引き継がれました。
▲いずれも西院車庫 1990-8
 
▲いずれも西院-三条口 1990-8

その後蚕ノ社から太秦辺りに転戦、しかし京都の酷暑は想像以上に応えてしまい、早々と退散する破目になりました。
▲いずれも蚕ノ社 1990-8

非冷房ながら一番前は特等席、全開の窓から風を全身に浴びます。


太秦駅に進入するモボ302。

モボ113の運転席。ワンマン対応で改造を受けたせいでしょうか、随分近代的に見えます。
▲いずれも太秦 1990-8

西院車庫(右側)から出庫、大宮に向かうモボ116の回送列車。
▲西院-三条口 1990-8

この頃はまだ気炎を上げていたモボ111・121形ですが、その後次々にモボ501形以降に引き継がれて96年までに消滅しました。最古参ながら更新車体のモボ101形は未だ全車が健在、ただちょっと微妙な色加減ではあります。
▲西院車庫 1990-8

2 件のコメント:

  1. モボ111・121形がまだまだ元気に活躍していたときですね。
    地元の電車ですが若いときはどの電車も同じカタチばかりだったのであまりおもしろみはなかったのですが長らく嵐電の顔として活躍してくれました。
    嵐電は路面電車として唯一京都の街を走ってくれている貴重な存在です。

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  2. 夢鉄道さん

    嵐電のモボは大人しいながら、洗練されたスタイルで好感が持てましたね。
    一方でこの時初見参だったモボ621も、これまでの嵐電のイメージを変える斬新さで驚いたのを憶えています。緑基調の渋い塗装も似合っていました。
    現在も元気に走っているのは嬉しい限りですね。

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