さて嵐電の後は叡電か京津線・・・と普段ならこうなりますが、この日は一路兵庫県へ。
向かったのはこちら、和田岬線こと山陽本線和田岬支線。朝夕しか動かない、座席のないオハ64を体験するのが目的でした。
兵庫駅の専用ホームで待っていると、DE10に牽かれてやって来ました。
広い構内ですが、左側の側線の辺りは後年マンションだらけになってしまいます。
▲いずれも兵庫 1990-8
凄まじい混雑と聞いてきたので身構えていると、まだラッシュにかかっていないのか意外にまばらでした。普通のスハ43も連結されていますが、ここは当然オハ64に乗り込みます。
工場地帯を眺めているうちに、2.7キロの旅はあっという間にオシマイです。
昼間は列車が来ない和田岬ですが有人駅で、入場券まであったのは意外でした。
帰路もガラガラ、拍子抜けですがお蔭でじっくりと車内を観察できました。
この名物列車も90年秋にキハ35に交代、更に2001年には現在の103系へと変化していきます。
▲兵庫 1990-8
オハ64の存在は知っていたけど、運転時間が限られているので、ついに乗れずしまいでした。ほんとに車内は何もないですね。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除話には聞いていましたが、実物を見たときは私もびっくりしてしまいました。
画像には写っておりませんが、座席がない側の反対側にはロングシートが3つくらい、申し訳程度に置いてあったと記憶しています。この直後にキハになってしまいましたので、まさに最後のチャンスでした。