1976年夏休みのこと、上野から信越線で長野、更に中央西線から新幹線経由で戻る「一筆書き大回り旅」で立ち寄ったのが北恵那鉄道でした。
長野から夜行急行「きそ5号」に乗車、4:20着の中津川で降りて北恵那の始発列車を待つか迷いましたが、早朝深夜にしか拝めない特急「金星」見たさに一旦名古屋まで往復です。
▲いずれも名古屋 1976-7
Uターンして中津町へ。
・・・とそこへ午前最後の上り列車がやってきました。このまま夕方までお休みです。
末期の主力、モ560形。
1926-27年製・旧名鉄モ560形(→モ670形)で、形式・車番は名鉄時代を名乗っています。
こちらは愛電の木造車を出自とするク550形。簡易鋼体化されていますがトラス棒など古めかしい外観はそのままです。
自社オリジナル、1924年・梅鉢製の木造車デ2。入換用として最後まで健在でした。
こちらも入換用のデキ250形。名鉄からやって来て一度も本線を走ることなく終焉を迎えます。
早くも1972年から朝夕6.5往復だけの運行、あとはバス任せという末期症状を呈していました。結局、乗車も走行シーンを見ることも叶わぬまま昼寝姿を一瞥して終了、その後豊橋機関区・豊鉄市内線・名鉄・・・と早回りの旅を続けました。
あの時「きそ5号」を未明の中津川で降りていたら・・・と悔やむも後の祭りでした。
豊橋鉄道市内線 →→ こちら
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