70年代お気楽写真シリーズ、本日は渋谷駅からお送りします。
まずはこちら、京王井の頭線。小奇麗ながら「渋谷マークシティ」に埋没してしまった現在ですが、旧駅ビルのこの時代はゴチャゴチャと雑多な店がひしめく迷路を通り抜け、よく分からぬまま気が付くと改札前に立っていた、という印象でした。
井の頭線の主役はもちろん3000系。
この頃は新性能通勤車、まして私鉄となるとカメラを向ける者は全くおらず(右端は同級生)、ぞろぞろと降りて来た乗客が怪訝そうにこちらを見ています。
1000系はまだ前サボを付けていました。2面2線のホームは現在も変わりませんが、空がとにかく広かったと感じます。
▲いずれも渋谷 1974-8
一方こちらも変転目まぐるしい東急東横線。
各地へ離散した7000・8000系が第一線で動いていました。当時は特段気に留めなかった彼らですが、特に原型の初代7000系など改めて見ると格好いいデンシャだったと感じます。
7000系は好きな車両とはいえないけど、いろいろな意味でここまで割り切ったのは立派。四角の急行板は、この顔に似合っていたと思います。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除7000系は日本初のオールステンレスというだけでなく、デザインや技術面でもエポックメイキングな車両ですね。急行の看板があるだけで前面が随分と引き締まっていたと思います。ただ、この頃は非冷房や「冷房車もどき」でしたので夏場は敬遠していました(苦笑)。
お久し振りです。
返信削除ワタクシの鉄道趣味は京王からスタートしたので、昔の京王の写真を見るとワクワクします。
方向幕が明朝体だったのも懐かしいですね。
因みに小学生の時のクリスマスプレゼントで父親からエンドウの京王3000系を買ってもらったのもいい思い出です。
宵闇さん
返信削除こんにちは。再度の訪問ありがとうございます。
京王3000系は趣味の原点なんですね。
上京して間もない頃、井の頭線沿線に住んでおり毎日乗っていましたので、私にとってもこの電車は非常に思い入れがあります。新性能車と明朝体の行先、この組合せを不思議に感じたのも懐かしい思い出です。