1970年代の新宿駅は、行き交う101・103系に混じって中央線の中長距離列車、EF13や荷電もやって来る一日いても飽きない場所でした。
長い間中央線優等列車専用だった「不動の第一ホーム」ですが、1986年の埼京線延伸以降は成田エクスプレスや房総特急、東武特急の乗り入れなど変転喧しく、見る間に移り変わっていきます。
まずはこちら、181系時代の「あずさ」。
既に少数派になりつつあった181系ですが、この12月には「あずさ」からも撤退して「とき」専従になりました。
登場間もない183系には初々しさが残ります。
中央本線の中・長距離列車は大目玉の115系オンリー、クモニ83と名コンビを組みました。
山手貨物のEF13。現在の埼京線ホームの辺りには貨物線が広がり、EF10・15や中央線のEF64らが待機していました。
クモニ13もやって来ます。
こちらは定期の特快に入った103系。殴り書きされたスローガンが痛々しいですね。中央線での103系の活躍は約10年間。1983年までに中央緩行線や南武線の冷房化率アップのため転出していきます。
一方こちらは小田急線ホーム。
雰囲気は現在と余り変わりませんが、主役はSE車や2400系たちでした。
新線開通前の京王線ホーム。
当時の最新鋭は6000系で5000系やグリーン車2000系が第一線で活躍中でした。
▲いずれも新宿 1975-8
新宿は横浜駅共々、この50年間ずっと工事中のような気がします。
全ての竣工が宣言されるのは何年後になるのでしょうか。
▲新宿 1975-8
新宿は地元の延長みたいなものなので、なにもかも懐かしいです。小田急は1番ホームが特急乗車用だし、京王もまだ4番線まであった時代ですね。小田急、京王のホームが10両対応になるなんて、想像もできなかったです。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除様々な列車がやって来て本当に楽しい駅でした。
本数では上野や東京に及びませんが、電機や私鉄電車などバラエティさでは引けを取らないですね。EF13や荷電などはもう少し腰を入れて撮っておけば良かったです。
小田急ホームは現在とあまり雰囲気が変わっていない気もしますが、京王の方はこの直後の8両対応、更にその後の10両対応化や新線開通でだいぶ様相が違ってきますね。