▲名古屋鉄道モ754 北野畑-赤石 2001-1
谷汲線沿線は岐阜市内からそう遠くない位置にありながら、冬の降雪は多い気候でした。「一面の雪原を行く赤い電車」はさぞかし映えるだろう、などと一途にイメージするも雪のタイミングとなかなか合わず、結局出会えたのは1回だけでした。
▲赤石-長瀬 2001-1
2001年正月、大雪警報を見て迷わず出発です。
悪天候を望むのも変な話ですが、黒野に近づくにつれ雪雲に覆われてきました。
先ずは定番となった赤石付近へ。
北野畑駅を出た電車は根尾川沿いに大きくSカーブを描きながら、谷汲へ向かいます。
▲いずれも北野畑-赤石 2001-1
次はこちら、谷汲近くの田圃から。
▲長瀬-谷汲 2001-1
ひたすら降り頻る中、長瀬駅に進入するモ754。
▲いずれも長瀬-谷汲 2001-1
乗降客はゼロ、音もなく去って行きました。
▲赤石-長瀬 2001-1
まだ16時前だというのに人気は全くなく、辺りは暗くなる一方で物音一つ聞こえて来ません。徐々に不安になってきますが、時刻になると電車は確実にやって来ました。
▲露出が稼げずモノクロに切替えです いずれも長瀬 2001-1
▲更地-北野畑 2001-1
雪は深々と降るばかり、足元も覚束なくいよいよ危なくなってきたので引き揚げることにしました。黒野に戻るとようやく通学生の歩いてくるのが見え、ストップするのでは・・・という不安も氷解して行きました。
四季の谷汲線・晩秋 →→ こちら
▲いずれも黒野 2001-1
大雪警報を確認してから出かけるファイトに脱帽です。このあたりは内陸部になるせいか、晴れていた名古屋から来てみたら雪が舞っていて、震え上がったことがあります。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除ありがとうございます。
雪景色には肩透かしばかり食らっていたので、ムキになって決行してしまいました。しかし警報というだけあってみるみる積もり、沿線には人っ子一人おらず、これ以上粘っていたら遭難するところでした(苦笑)。この日も名古屋ではまったく降っていませんでした。