2018年3月4日

南海電車で駅舎めぐり

▲大井川鉄道モハ21001 千頭 2013-5

一畑電車のデハ3000形が引退してからというもの、最後に残った南海「丸ズーム」こと大井川鉄道21000系。次々にデンシャを使い回してきた同社、「訪問の度に写っている電車が違う」という感覚でしたが、これに比べれば随分と長持ちしています。
▲青部-崎平 2015-3
 
惜しむらくは一寸くたびれた状態ということですが、蒸機共々観光資源にと考えているようで、新金谷にある「三途の川」=大代川側線を渡る日までまだ少し時間がありそうです。
▲青部-崎平 2013-5
 
▲いずれも金谷 2015-4 

さて、当線の魅力の一つは整備された無人駅の駅舎。
荒れるがままに放置されたローカル線のそれとは違い、かと言って不自然にリニューアルされる訳でもなく周辺に溶け込んでいます。 

まずはこちら、最もお気に入りは青部駅。
一日当たりの乗降約20人、寒村に佇立する寂しい駅で本屋が地元コミュニティに利用されている様子もありません。
▲いずれも青部 2015-3
 
地名駅。住宅地の中にありますがこちらも乗降30人程度の小駅です。
▲いずれも地名 2015-3 
 
ロケにも耐えるようにとの意図はありますが、奇を衒った大仰さがなくあくまで自然体なのは好感が持てます。
▲田野口 2015-4 
 
▲駿河徳山 2015-4
 
▲川根温泉笹間渡 2013-5
 
こちらは本家では危うくなってきた16000系。もう暫くは南海車との競演が見られるでしょうか。
▲いずれも青部-崎平 2013-5

2 件のコメント:

  1.  どちらかと言うと質素なデザインで、地鉄みたいな建築道楽的な楽しさは無いですが、これはこれで、これぞローカル線と言った感じで良いものですね。

    丸ズームは古巣では散々乗りましたが、当時でもまさか譲渡?と思ったものです。それなりにくたびれてきてはいますが、ここではかなり長く走った部類ではないでしょうか。

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  2. 雪うさぎさん

    大井川の駅舎は、大きい民家というかJRローカル線のそれに似ている気がします。
    私鉄では他に新潟交通が同じような感じでしょうか。どの駅も地鉄のようなインパクトがなく面白みには欠けますが、こういうありふれた駅も少なくなっていますね。

    一方電車の方は、30年以上使い続けたのは旧北鉄の6000系くらいでしょうか。初訪問だった84年頃の主役は西武351や名鉄3800でしたが、それから何代も交代しました。小田急SEなんて勿体なかったですね。

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