さて、引き続き平野車庫を覗いて回ります。
まずはこちら、阪急宝塚線急行で鳴らした320形。能勢電初の中型車として12両全車が能勢電へ嫁いできました。
台車は320形の川造BWタイプに対し、こちらは51形から引き継いだブリルを履いています。調べてみると、新造当初履いていた台車を610形に譲り、代わりにこれを引き継いだ、とのことでした。
奇妙な電動貨車106が車庫の片隅に押し込められていました。車止めの上にヨッコラショと跨っての撮影です。
ダルマになった鋼体化車体が鎮座しています。
続いては分岐駅の山下へ。
先ほど500形があまりいないな・・・と思っていたら、夕陽を浴びて電留線で待機していました。
陽はまだ高いですが、一通り撮ってしまうと暑さにめげたのか、これで引き揚げてオシマイ、何ともあっけない終わり方でした。現在も阪急2000・3100形など往年の名車が活躍中ですが、機を見て訪問と思いつつ未だ実行できないままです。
車両をみていると10年前の今津線という感じがします。500形のブリル台車は貴重だけど、電動車までシングルブレーキなので、運転士からは嫌われたのではないかと思います。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除70年代の阪急の支線は610を始め、700や710など魅力的な中型車がいましたね。私は辛うじて西宮北口で810を見ただけに終わりました。500形は610形に機器を譲ってスペックダウンしたせいもあるかと思いますが、現場の評判はイマイチだったかも知れないですね。