▲485系「ひたち」 上野 1980-5
一体どんな駅で、どんな列車が行き交っているのだろうかと、小さい頃からイメージを膨らませていたのが上野でした。
・・・という訳で、今回は鉄道少年時代から幾度となく通った上野駅20番線ホームからお送りします。
▲いずれも上野 上:1975-7 中:1974-5 下:1975-10
新幹線まで含めれば20を超える番線数は珍しくありませんが、在来線だけというのは唯一。東京駅(新幹線開業前)でさえ15番線までしかありませんでした。
華やかな13-18番線に比べると一番端っこで、ちょっと場末感もありましたが、一時は7往復を誇った常磐線の花形・「ゆうづる」を始め、「ひたち」「みちのく」といった優等列車、目立たないながら長距離普通客レも発着していました。
こちらは「ゆうづる」の24系化後の時代。
20系とEF80のゴールデンコンビは1975年に消えましたが、赤い電機の牽く青い客レはまだまだ魅力充分です。次々に発車する時間帯は、北の「匂い」・・・しかし同じ北への玄関口だった13-18番線とも違う独特の雰囲気が漂っていました。
▲いずれも上野 1978-9
特急「みちのく」は1日1往復のロングラン列車で、特急の名に相応しい列車でした。
こちらはロネ・ロザも連結した堂々たる編成の急行「十和田」。
▲上野1978-9