2018年10月25日

築地松と古典電車 その3

▲一畑電鉄デハ61+デハ83+クハ183 一畑口 1994-8

松江に投宿後、さていよいよデハニ・・・と意気込んで始発前から行動開始です。
迷った挙句、1枚でも多く撮りたくなってスイッチバックの一畑口で下車。まずは先日と同じデハ23+クハ101、幸先良いスタートです。
▲伊野灘-一畑口 1994-8
 
レンズを取っ換え引っ換えしながらデハニを待っていると、やって来たのはデハ60形(2代)を先頭にした西武OBの3連。ひどくガッカリしてしまい脱力、冒頭のカットとこの2枚・・・これだけを撮るのがやっとでした。
▲いずれも一畑口 1994-8

気を取り直して、今度は交換風景を狙うことにします。
まず松江温泉側からデハ23+クハ101が入線し、待ち受けていたデハ82+クハ182と交換です。
方向転換したデハ82編成が松江温泉へ向けて先に発車しました。 
 今度はデハ23編成が発車。
少し前へ出てきたかと思うとぐいっと右へ急カーブです。改めて見ると地方私鉄としては線路やポイントが豪く立派で、全速力ですっ飛ばせるのも頷ける話です。
▲いずれも一畑口 1994-8
 
午後には今夜の宿営地・浜田に向かわなければならない身、最後はド定番・大寺駅で下車です。ここから美談・旅伏周辺までは田圃が広がり、来る度に陣取る場所でした。この辺りも平行道路が整備され、新しい住宅も増えて様相が随分と変わってしまいました。
▲いずれも大寺 1994-8

途中で車交があるかもという淡い期待も空しく、動いていた在来車はデハ23+クハ101の1編成に終始。何度か折り返して来るまで待ち続けました。
▲いずれも大寺 1994-8
 
▲大寺-美談 1994-8
 
▲川跡-大寺 1994-8
 
昨日とは打って変わって、風が吹き抜ける心地よい天気でした。
稲穂がサワサワとなびく以外に聞こえてくる音はなく、やって来たデンシャだけが静寂を破りました。
▲大寺 1994-8

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