▲野上電鉄デ13 紀伊野上 1993-6
1982年の初訪問以来、幾度となく訪れた野上電車。
車両を一通り記録し終えてしまっても全く飽きることがなかったのは、古典的な電車や施設の魅力もさることながら、「魅力的な電車と平凡な沿線風景、一捻りしてどう組み合わせるか・・・」を考えるのが恒例の楽しみであったからでした。
▲モハ32 動木 1988-1
今回はそんな中から動木(とどろき)周辺です。
見所の少ない沿線風景の中でも、貴志川沿いのこの区間は随一のポイント・・・とは言え、やはり一工夫が必要でした。フレーミングで誤魔化していますが、背後には住宅地が迫っています。
こちらは動木駅から日方方向。住宅地の中にありますが、この大きな蔵を構えた旧家は格好のアクセントになり、好んで陣取る場所でした。
動木を出た電車はしばらく掘割を走り、視界が開けたと思うと龍光寺前に到着です。
紀伊野上駅舎。
朝夕の列車交換がある時間帯は駅員が派遣されてきますが、それ以外は無人でした。片隅には古典的な「ト」が砂利を積んだ状態で停まっていました。
野上電鉄 野上中から北山へ →→ こちら
野上電鉄 重根あたり →→ こちら
▲紀伊野上 1989-10
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