2019年6月7日

民家的駅舎めぐり その2

▲新潟交通モハ21 六分 1990-9
 
さて、続いて向かったのは六分です。
古いながら手入れの行き届いた駅舎に加え、貨物ホームに側線、上屋などが実に按配良く配置され、さながら模型のようでした。長電・信濃川田、上田交通・中塩田などと共に、最も好きなローカル駅の一つです。
恐らく開業時から時代を見続けてきたであろう、待合室のベンチ。
「腰掛け」と呼ぶ方が似合っていますね。
電車は日車標準型ばかりで面白味に欠けますが、どこから撮っても絵になる佇まいが補って余りある役割を果たしています。朝ラッシュ時の任務を終えたクハをぶら下げたモハ18もやって来ました。
第4種踏切が至る所にある当線、注意看板も花を添えます。
▲いずれも六分 1990-9

隣の新飯田駅。
1982年、比較的早くに無人化されたせいかちょっと荒れた風で、気持ち傾いでいます。
▲いずれも新飯田 1990-9

軌道区間と灰方周辺の田園風景がよく取り上げられる当線ですが、今考えると他にも魅惑の風景がそこいら中に転がっていました。もっと記録するべきだったと後悔するも、後の祭りでした。
・・・まだ続きます。
▲六分 1990-9

2 件のコメント:

  1. ティーレマンファン2019年6月9日 19:31

    駅舎だけでなく、架線柱や線路、ふみきりの注意書きまで、ホントに味わい深いですね。
    これが平成なんですね~、驚きです。

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  2. ティーレマンファンさん

    時は平成2年、首都圏ではバブル絶頂期でしたが、そんなことはどこ吹く風といった感じでまさに浮世離れしていました。こうした雰囲気と、駅舎を始めとしたストラクチャが惹き付けられた最大の原動力でした。

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