2019年7月6日

山峡のホイッスル その2

▲EF1628+EF15 越後中里-岩原スキー場前 1980-6

さて、夜のEF16オンステージが開始しました。
冬季以外は僅かな地元客が乗降するだけの静かな石打駅ですが、夜は全く別の空気を感じることができました。
▲EF1629+EF58 急行「鳥海」 石打 1980-6

序盤戦、まずはEF15152の貨物がやって来ました。
露出の見当がつかず、適当にスローシャッターを切ります。
全てマニュアル操作、機械シャッターのオンボロ愛機ですから、電池の消耗を気にする必要もありません。
許可を貰って陣取ったのは構内外れ、上り線の線路際。
上り列車しか狙えませんが、欲を掻いて上下双方を狙わなくても充分にフィルムを消費するほどの本数がやって来ました。ただ到着から補機連結・発車まで10分弱しかなく、アングルを替えるヒマがありません。
▲いずれも石打 1980-6
 
特急「北陸」が到着。
この頃の優等列車牽引機は長岡機関区のEF58でした。
それぞれの機関士が汽笛で合図し合い、静かにEF16が繋がります。
こちらは三脚を抱えて右往左往ですが、同業者らと自由に線路内に立ち入ることができ、現在ではウソのような鷹揚さでした。
急行「天の川」や「鳥海」などもやってきました。
機関車ばかりに集中し、当時ありふれた10系客車に眼もくれない姿勢には後々後悔する破目になってしまいます。
氷柱切りや大型のタイフォンカバーが厳めしい12号機。
かつて奥羽本線・板谷峠越えで鳴らした頃の名残です。僚機の11号機はこの頃既に休車中で、この後最も早く引退します。
▲いずれも石打 1980-6
 
補機なしの荷物列車はホームから。
寒冷地仕様のゴハチは好きな機関車の一つです。
▲いずれも石打 1980-6
 
補機の任務はEF16に混じって15も出動します。
▲いずれも石打 1980-6
 
淡々と行われる深夜の付け替え作業は昼行特急が疾駆する姿とは別の、しかし最も上越線らしい表情に見えました。辺りに人家は殆どなく、闇の中で汽笛だけが静寂を破りました。
・・・しつこくまだ続きます。
▲石打 1980-6

2 件のコメント:

  1. ティーレマンファン2019年7月7日 20:19

    いやぁ~、いいですね、ホント垂涎ものですね!!
    20系客車の『天の川』や10系客車の『鳥海』や『能登』などもいいですねぇ~!!
    続編、超楽しみにしています!!

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  2. ティーレマンファンさん

    ありがとうございます!
    機関車だけでなく客車、特にEF58+20系「天の川」はもっと別のアングルから撮っておけば良かったと後悔してしまいました。停車時間は確か6分程度だったので制約はありましたが、同じ写真ばかりで芸がないです(笑)。

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