▲南部縦貫鉄道キハ102 営農大学校前-盛田牧場前 1992-5
朝から効率良く撮り回ろうとすると、格好の列車は野辺地着7時半着の「はくつる」でした。寝台券を奮発しなければなりませんが、583系の下段寝台は快適な寝床に早変わりするのでその価値は充分、あっという間に着いてしまうのが常でした。
▲いずれも営農大学校前-盛田牧場前 1992-5
1992年5月のこと、営農大学校前や津軽鉄道・芦野公園の桜が満開であろうことを当て込んで、セットで訪問。
この日は「はくつる」から野辺地に降り立つや、タクシーを飛ばして隣の西千曳駅の近くへ、早速雑誌に載っていたポイントを探します。
乗ってしまうと撮れないですから、本数が決して多くない路線バスやタクシー、そして何より脚力をフルに活かすことにしました。しかし降りた途端に下りの始発列車がやって来てしまい、先ずはこちらで妥協です。
300㎜を構えて七戸方のカーブで待っていると、折り返しの野辺地行・4レがゆっくりと現れました。
振り返ったカットがこちら。
国鉄時代の古い駅舎と長いホームがあった旧駅は1986年に移転し、この200m手前に1面1線の簡素な新駅ができていました。次回に続きます。
▲いずれも営農大学校前-盛田牧場前 1992-5
高校生当時、南部縦貫がキハ10を購入したからレールバスが危うい!と焦って
返信削除関西から長躯、撮影に行きました。
加悦鉄道がキハ10を購入した時もキハ08が危ない!と焦って訪問しましたが、
令和の今から思うと、キハ10も十分に貴重な車両ですね(笑)
にぶろくさん
返信削除キハ10はレールバスより古いのに流石は国鉄型で、乗り心地はもう比べようがありません(笑)。
国鉄(JR)では既に絶滅種でしたが、レールバスや加悦の08に比べるとまだまだ新参者という印象でした。
南部では最後までレールバスが主役でイベントの時くらいしか出番がなく、私が体験した走りはこれが最初で最後でした。
南部の104の走りは残念ながらこの時一度限りでした。
300mm持っての歩き、若くないとできませんね。私も末期に行きましたが、線路も車両もガタガタでした。レールバスは満員でバネがへたり、フランジが台枠に擦った跡を見せてもらいました。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除この頃は若さにかまけて300㎜始め単焦点レンズを何本も持ち歩いていました。
末期は恒例、葬式鉄で大混雑(私もその中にいましたが・・・)で、超満員列車が続行で来たりしていました。
ただでさえヘタった車両なのに、バネがヘタるほどの酷使とはちょっと可哀そうですね(笑)。
これを撮った頃はGWにも拘わらず同業者は2、3人ほどで、末期の騒乱状態が信じられないです。
バネがへたったのは開業間もない頃で、混雑対策としてキハ10を導入したそうです。国鉄にコネのある人がいて、かなり安く買えたとか。しかし、その後は高校が移転したかでレールバスでもオツリがくるほどになりました。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除そんなに早くからヘタっていたとは驚きでした。
しかしだからこそ、貨車並みの凄まじい乗り心地が満喫できた訳ですが(笑)。
貨物が早々と頓挫した後は通学生が頼みの綱でしたが、最後はこれも殆どいなくなってしまいましたね。