2020年8月23日

花嵐と雷鳴と その1

▲津軽鉄道キハ24023 芦野公園 1992-5

「じゅうかん」で丸一日を過ごした後は(→ その1 / その2)弘前駅前の安宿に投宿、続いて4年振りの津軽へ向かいます。
前日は空振りに終わった桜でしたが、芦野公園は満開だろうと当て込んでのことでした。

先ずは津軽飯詰で初めての下車。
久保田久雄さんの作になる岩木山の「水鏡」を見て以来、同じ位置に立ってみたいとの思惑からでした。

しかし、晴れてはいるものの花嵐でしょうか物凄い強風。
岩木山は頭どころか全く姿を見せず、田圃もまだ更田でした。これでは水鏡は望むべくもありませんが、気を取り直して空を強調してみます。
▲いずれも津軽飯詰-毘沙門 1992-5

岩木山も水田もなしでは殺風景ですが、続いてやって来るメインの客レも同じ場所で。
観桜シーズンだからでしょうか、休日でも2往復が設定されていました。
少し変わったアングルを狙って起伏を強調です。

▲いずれも津軽飯詰-毘沙門 1992-5

さて本日の主目的、桜鉄です。
流石はシーズン真っ只中でどの列車も満杯、芦野公園に着くやどやどやと降りてきました。地方の鄙びた桜の名所・・・という勝手な先入観でしたが、この人出に其処彼処に立つ露店や幟と、ちょっと面食らってしまいました。
▲いずれも芦野公園 1992-5

桜には何度となく肘鉄を食らい、満開のタイミングに合ったのは数えるほど。
その雪辱もあって、これでもかと粘りコマ稼ぎばかりしてしまいました。

▲いずれも金木-芦野公園 1992-5

しかし皐月の空模様は安定せず、早くも雲が立ち込めてきました。
・・・次回に続きます。

▲津軽飯詰 1992-5

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