▲都電荒川線7077 大塚駅前 1974-5
1974年のGWは、例によって明け方から上野・東京に上ってくる寝台列車を押さえるところからスタートしました。
長崎からの「さくら」が11:30に到着するとこれも一段落。
午後からは山手線をぐるりと周りながら私鉄各線を見て回るのが恒例でした。この日は初めて大塚で下車し、都電荒川線を表敬訪問です。
大塚駅前のガード下電停。
当時は薄暗くて夜はちょっと危なそうな印象ながら、柵に囲まれて狭苦しくなった現在に比べると、開放感この上ない佇まいでした。
▲大塚駅前 1974-5
当時は街並みも雑然とし、道路には吸殻やゴミがそこいら中に落ちています。
駅周辺も再開発で小綺麗になったものの、空はめっぽう狭くなりました。
▲いずれも大塚駅前 1974-5
1978年春、ツーマン車は終焉を迎えました。
新装開店を記念した花電車が走るとの情報を得たは良いものの、運行ダイヤは全く分からず、取り敢えず荒川車庫を覗きます。たった2両になった6000形以外、懐かしい7500形を始め電車は全て青帯車に変わっていました。
▲荒川車庫前 1978-4
この写真を撮影された頃から、新装開店の花電車が走る時まで、勤め先が大塚駅前のビルでした。昼休みに早稲田や飛鳥山まで往復したり、16系統が廃止の時は車庫に解体の様子を見にいったりしていました。6枚目の写真のもう少し左に、おりぎりで有名な「ぼんご」という店がありました。
返信削除モハメイドペーパーさん
返信削除大塚にご縁がおありでしたか。
私の東京行きはいつも午前は東京・上野の上り列車、午後が山手線南半分がメインでしたから、西武と都電はどうもなおざりにしてしまい、未だに悔いています。
駅前の「ぼんご」は未だ盛業のようですね(少し移転したかも知れません)。多彩なメニューを眺めていたら腹が減って来ました(笑)。