2016年12月18日

秋の蒲原 その1

▲蒲原鉄道モハ12 冬鳥越-七谷 1984-11

日本の原風景を凝縮したような蒲原鉄道「加茂線」。
1975年の夏休みに初めて全線に乗り、山里の風光に魅了され何度か通いましたが、今回はそんな中から晩秋の情景をお送りします。

1975年の訪問記 →→ その1  その2

愛用の長岡行普通夜行列車「733M」から乗り継いで新津で下車、五泉に向かいます。
▲いずれも五泉 1984-11

先ずは露払い的に五泉-村松間の3連を捕えます。
道路沿いのつまらない景色ですが、加茂線廃止と運命を共にした旧山形交通のモハ91や旧越後交通のモハ81が動いていました。
▲いずれもモハ91+クハ10+モハ81 今泉-村松 1984-11

次は恒例、村松車庫を一覗き。
電車たちを改めて6×7判で記録しておくのも目的でした。
お役御免になった木造貨車が所在なさ気でしたが、幸運にも全車とも保存されました。
開業時のデ2(→モハ1)の車体を流用した詰所。よもやこれが復元されることになるとは、当時は夢にも思いませんでした。
▲いずれも村松 1984-11

続いて加茂線へ転戦、先ずは大蒲原で下車。
大蒲原は1980年に無人化されましたが、大きい木造駅舎が残っています。一見くたびれた印象ですが、冬季に保安要員が配置されるため駅舎内はさほど荒れていませんでした。
▲いずれも大蒲原 1984-11

本数は少なく90-120分ヘッド、乗ってしまうと撮れないのでここから線路端を歩くことにしました。
▲いずれも大蒲原-高松 1984-11

晩秋の心地良い空気を目一杯吸い込みながら歩き出しました。
・・・・次回に続きます。
▲大蒲原 1984-11

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