▲名古屋鉄道モ550形 新岐阜駅前 1987-3
名鉄600V線区は特別な存在でした。
通うこと20数回、その原動力は大正から昭和初期の強者が全く普通に動く揖斐・谷汲線、独特の雰囲気漂う美濃町線のデンシャたちでした。
先ずは市内線。金沢からやってきたモ550形や生抜きのモ570形が主役でモ770・780形はまだ登場していませんでした。
続いて黒野車庫を一覗き。
モ700・750形が主役なのは変わりませんが、ワンマン化された上にドアや窓が無粋な改造・・・これは大ショックでした。
こちらはドアや前面窓が木造のまま残っていたモ751。
3番線の片隅から発着していた谷汲線のモ759。
この日は谷汲山命日のせいか、かなりのお客が待っています。相変わらずの空模様の中、これに乗って谷汲線へ転戦です。
先ずやってきたのはモ510+520形の直通急行。かなりのスピードで通過する列車に露出が追い付きません。
全国的に戦前型が消えていく中、不細工になったとは言えモ700・750らは驚くほど命脈を保ちました。私にとって「最後のローカル電車」になった揖斐・谷汲線ですが、その後月イチペースで通うことになろうとは当時は思いませんでした。
▲モ755 忠節 1987-3
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