先ずはこちら、白山前。大通りのど真ん中に煉瓦造りの駅舎がドッカと居座る、唯一無二の駅です。
お馴染みの歩道橋からのスナップは、当線を訪れた多くがファーストショットとして記録しているのではないでしょうか。立派な駅舎ながら恐らく昭和30年代から変わらない風情で、木造電車が停まっていても違和感はありません。
▲いずれも白山前 1990-8
灰方は田圃の中に佇立する長閑な駅ながら列車交換があり、貨物ホームや側線、脇には大きな農業倉庫もあって地域の中心として機能していた時代が偲ばれます。
平屋建の駅舎は物置に見えなくもないですが、委託駅長のいる有人駅です。この細長い風体は各駅で微妙に違うものの、ほぼ共通の意匠でした。
・・・とここで枚数が行ってしまいました。次回へ続きます。
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