▲同和鉱業片上鉄道 益原 1990-8
さて、岡山に投宿した翌日はまたも薄明から行動開始。
あわよくば07・・・と期待して和気に向かうと、待機していたのはキハ312でした。
2列車のうち片方には必ずキハ800形が入っていますからこの日もハズレ、少しガッカリしながら乗り込みます。
前日に続き益原の田圃で陣取った後は(→ こちら)、これまた歩いて天瀬へ。
しかし抜けるような青空はどこへやら、空模様が怪しくなってきました。
かつての国鉄幹線駅を思わせる堂々たる建物は、他の有人駅とは異なる独自の意匠です。奥行・幅とも充分な空間を取っています。
さて雲行きも怪しくなって来たので、平凡な風景ながら駅近くで捕えて打ち止めにすることにしました。まずは田圃が広がる柵原方です。
続いて片上方へ。
「ふみきりちゅうい」の札が立つ第4種踏切が多いのも当線の魅力です。
和気に着くと向かいにキハ702の姿が・・・どうも昨日からすれ違いばかりです。周回しながらこれに乗ってもう一度益原辺りへ・・・と迷いましたが、視界から消えるまで見送ることにしました。
▲切符のバラエティも片上の魅力でした
いつか、片上港や柵原の写真も見たいです。
返信削除にぶろくさん
返信削除片上港の積み出しの光景も魅力的でしたが、残念ながらこちらは記録できませんでした。
当時はヤードをぐるりと回ってお仕舞いで、後々この姿勢を後悔する羽目になりました。ヤードの入換えや柵原は撮ってありますので機を見てアップしたいと思います。
地方私鉄からナローに興味が移りつつあった私は
返信削除柵原駅では数枚しか撮影せず、
鉱石ホッパーの上部にあった
鉱山軌道(508㎜?)ばかり撮っていました。
0.6tという超小型のBLがいましたね。
あれから40年近く経って
鉱山軌道より人臭い片上鉄道をもっと撮影しておくべきだったと
このHPを見て後悔しております。
にぶろくさん
返信削除私は逆に地方私鉄ばかりに目が行ってしまい、鉱山鉄道を疎かにしたことを今もって後悔する羽目になりました。
辛うじて記録できたのは三井三池と釧路の太平洋炭鉱凸電くらいでした。
明延や葛生の住友セメントなど余裕で行けた筈が逃してしまい、「全国鉱山鉄道」を読み返して憂さを晴らしています。改めて見るとマイニングロコは本当に魅力的ですね。