2023年12月6日

四季の谷汲線・晩夏

▲名古屋鉄道モ755 北野畑-赤石 2000-8

2000年夏のこと、近江鉄道の「赤電」ことモハ1形が引退前の花道を飾るという情報。
近江鉄道とは縁が薄く、何かのついでに立ち寄った機会ばかりでしたが、マトモに丸1日を過ごしたのはこれが初めてでした。

赤電と洋館駅舎 →→→ その1 / その2


▲高宮 2000-8

▲電機の晩年にも一覗き 1984-7

さて彦根に直行する前に、もちろん「谷汲詣で」を組み入れます。
この1ヶ月前に来たばかりでしたが、先ずはお気に入りの長瀬の築堤から徘徊。前回青々としていた田圃は、既に刈り入れの時期を迎えていました。

この辺りはたった1駅ながら、田園風景あり山深い風景ありと変化に富んだ区間。炎暑の中、しばらく線路際を行ったり来たりしてみました。


▲いずれも長瀬-谷汲 2000-8

こちらもすっかり馴染みの場所になった北野畑-赤石。
崖にへばり付くように赤い電車が大きくカーブを描く姿は、深緑に映えました。

▲いずれも北野畑-赤石 2000-8

赤石付近の田圃も、そろそろ刈り入れの時期を迎えそうです。
▲いずれも赤石-長瀬 2000-8

最初の地点に戻り、このカットで1日目は終了。
店仕舞いをし、黒野駅近くの常宿(と言っても周辺で一番安いビジネスホテル)へ向かいます。支配人のオッサンとも顔馴染みになってしまい、入った途端にチェックインもせずキーを渡されるほどになっていました。

▲長瀬-谷汲 2000-8

明けて翌日。近江に向かう前の寸暇を惜しんで、こちらからスタートです。
▲更地 2000-8

最後はもう一度長瀬の築堤で。
背後の急斜面で何やら造成をしているようですが、この後どうなったのでしょうか。
▲長瀬-谷汲 2000-8

モ510の出動がないとどうにも単調ながら、今回も終了。廃線まであと1年ちょっとになりました。
▲長瀬-谷汲 2000-8

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