2023年4月23日

大阪の昭和デンシャを追う その5


 ▲南海電鉄 新今宮 2023-1 

さて、明けて2日目は「阪急顔」の昭和デンシャから始めることにしました。
既に神戸線系統の世代交代は終了し、宝塚線系統も風前の灯。車両運用などは全くのド素人ですが、箕面線に行けば5100系に会えそうなことは分かっていましたから、迷わず桜井で下車します。

桜井に着くや、早速やって来ました。
眼の前で発車してしまい、ここは当然折り返しを待つことにします。

▲桜井 2023-1

石橋阪大前方へ少し歩いた所に陣取ります。
絵に描いたような冬晴れの下、7000系や8000系で練習。ちょんまげパンタは些かうーむながら、8000系一派(8000・8200・8300)は結構好きなデザインで、機会あるごとに撮影しています。一方これ以降の世代はもはや阪急顔ではないという印象で、ちょっと許容範囲を超えます。

ところで、直ぐに折り返して来る筈の5132編成、いつまで経ってもやってきません。まさか朝っぱらからお昼寝モードに入ったのでしょうか。



▲いずれも阪大石橋前-桜井 2023-1

箕面まで行ってみると、悪い予感が当たってしまいました。仕方がないので、大人しく引き返します。


▲箕面 2023-1

気を取り直して、次は京都線へ。
数を減らしてはいるものの、3300・5300系には結構な頻度で会うことができました。

上新庄の京都方は撮りやすい場所ですが目の前にエレベータがあり、ドアが開く度に利用客との鉢合せが続きます。しかし彼らは撮影者を見慣れているのか、胡散臭そうに見られることもありませんでした。



▲いずれも上新庄 2023-1

午後からは南海電車。
先ずは萩ノ茶屋へ、冬の光線を浴びながらやって来る電車たちを押さえます。
人気の6000系を始め、6200・6300・7000系とごヒイキの電車たちが次々に眼前を通過し、飽きることがありません。




萩ノ茶屋のホーム。
恐らく戦前から立っているであろう古い鉄骨が時代を感じさせます。


急速に数を減らしている6000系。
日によって当たり外れはありますが、この日は高い出現率で顔を見せてくれました。
いずれも萩ノ茶屋 2023-1

一通り撮り終えると、隣の新今宮へ。
ここは巨大かつゴツイ架線柱が魅力的で、好きな駅の一つです。


▲新今宮 2023-1

この日2本目の6000系。コルゲート付の車体は冬の斜光線に映えます。


カーブしたホームに影を落す巨大架線柱、その上を歩く乗客たちも絵になります。



泉北高速3000系もやって来ました。
改造車の50番代は前照灯がちょっと不細工ながら、こちらも既に40年選手。いかにも昭和デンシャらしい側面にも好感が持てます。
▲いずれも新今宮 2023-1

さて陽はまだ高いですが、南海電車はこれにて終了。
再び萩ノ茶屋に戻り、そこから第二の目的地へ向かいました。
・・・しつこくまだ続きます。

▲新堺筋商店街 2023-1

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