▲東京都交通局7077 大塚駅前 1974-5
1974年初夏、入手したばかりのヤシカを手に、例によって未明の上野駅から策動開始。
この日、初見参の20系「あけぼの」牽引機・EF65にマークが付いていないことにひどくガッカリしましたが、一くさり撮り終わった後はこれまた初めての都電を見に大塚へ向かいます。
この頃はもちろんツーマン時代、7000・7500形が主役でした。
駅前電停にもかなりご無沙汰していますが、その後駅ビルができたり軌道線がフェンスに囲まれたりして、随分と狭苦しくなりました。
この年代のネガを見返してみると、道路やホームの其処彼処に空缶やら吸殻やら、諸々のゴミが写り込んでいますが当時は気にも留めませんでした。塵一つ落ちていない光景に慣れきってしまった現在、果たしてこれは良いのか悪いのか、ちょっと分かりません。
▲いずれも大塚駅前 1974-5
この日は子どもの日だったせいか、電車たちは国旗を掲げて走っていました。赤帯車は1978年春、新装開店を祝う花電車に見送られながら姿を消しました。
▲大塚駅前 1974-5