▲阪神電鉄5008ほか 淀川-姫島 2022-3
戦前・戦後の古豪が闊歩していた支線を除けば、関西大手はマトモに撮ったことがないという管理人。ローカル私鉄めぐりの道すがら、大阪の地を踏んだ回数は数知れず、しかし長い間大手各線は移動手段でしかない体たらくでした。
一方で地方ローカルは次々に標的が消え、関東各社もうーむな新車ばかりが目立つ。
とくれば、昭和生まれのデンシャが未だ多く闊歩する関西各社に目が行くようになったのも必然でした。昨年夏、長年の勤め人生活にケリを付け、経済的にはともかく時間だけは余裕ができましたから、その渇望に拍車がかかりました。
▲赤電も撮りたかった
・・・という訳でこの1年というもの、長年の「不義理」を雪ごうと各社を続けざまに表敬訪問です。既にアップした路線はこちらをどうぞ。
神戸電鉄 →→ こちら
さて、この日の目的は阪神青胴こと5001形。
先ずは腹拵えを兼ねて事業用車・201・202形を見るべく尼崎を一覗きです。
▲尼崎 2022-3
5001形が神戸方に発車したのを確認、折り返し狙います。
先ずは光線のアンバイが今一つながら、カーブが絵になりそうな姫島駅ホームに陣取りました。
▲いずれも姫島 2022-3
神戸方から折り返しの5021編成がやって来ました。
阪神車についてはド素人の管理人、多くを語る資格はありませんが青胴車はこちらの2代目5001形以外にも、先に引退した5331・5131・5311・5261・・・・とパズルのように形式が細かく分かれています。
ホームの反対側から。
5001形は武庫川線の赤電なき後は俄然注目度が高まり、今や唯一の「阪神顔」になりました。デビューから45年経っても全編成が健在というのは特筆すべきと思いますが、2023年度までに引退が予定されています。
▲いずれも姫島 2022-3
本命が来ました。
四角四面の昭和顔にパンタグラフという出で立ちは、やはり落ち着きます。曲線が乱用された最近のデザインには「とてもついて行けない」せいかも知れません。
▲いずれも淀川-姫島 2022-3
振り返ってもう1枚。
▲淀川 2022-3
鉄板の順光カットばかりではツマランですから、わざと逆光側からも望遠で狙ってみます。この時期にしては珍しく、終日快晴でした。
▲いずれも野田 2022-3
3月始めというのに、初夏のような陽でした。明日は近鉄に向かう予定です。
・・・次回に続きます。
▲姫島 2022-3