さて、夜のEF16オンステージが開始しました。
冬季以外は僅かな地元客が乗降するだけの静かな石打駅ですが、夜は全く別の空気を感じることができました。
序盤戦、まずはEF15152の貨物がやって来ました。
露出の見当がつかず、適当にスローシャッターを切ります。
全てマニュアル操作、機械シャッターのオンボロ愛機ですから、電池の消耗を気にする必要もありません。
上り列車しか狙えませんが、欲を掻いて上下双方を狙わなくても充分にフィルムを消費するほどの本数がやって来ました。ただ到着から補機連結・発車まで10分弱しかなく、アングルを替えるヒマがありません。
この頃の優等列車牽引機は長岡機関区のEF58でした。
それぞれの機関士が汽笛で合図し合い、静かにEF16が繋がります。
こちらは三脚を抱えて右往左往ですが、同業者らと自由に線路内に立ち入ることができ、現在ではウソのような鷹揚さでした。
機関車ばかりに集中し、当時ありふれた10系客車に眼もくれない姿勢には後々後悔する破目になってしまいます。
かつて奥羽本線・板谷峠越えで鳴らした頃の名残です。僚機の11号機はこの頃既に休車中で、この後最も早く引退します。
寒冷地仕様のゴハチは好きな機関車の一つです。
▲いずれも石打 1980-6
・・・しつこくまだ続きます。
いやぁ~、いいですね、ホント垂涎ものですね!!
返信削除20系客車の『天の川』や10系客車の『鳥海』や『能登』などもいいですねぇ~!!
続編、超楽しみにしています!!
ティーレマンファンさん
返信削除ありがとうございます!
機関車だけでなく客車、特にEF58+20系「天の川」はもっと別のアングルから撮っておけば良かったと後悔してしまいました。停車時間は確か6分程度だったので制約はありましたが、同じ写真ばかりで芸がないです(笑)。